宮城県気仙沼市様からのお声ー前半ー
Works
2022年3月23日
- #自治体紹介
2020年よりサポートさせていただいている気仙沼市様に結デザインについてお聞きしました!
※先に言っときます!担当の赤坂さん、結デザインの回し者じゃございません!
熱い想いがはみ出してたので、今回は2部構成でいっちゃいます。では行ってみよ!
Q1. 結デザインに委託したきっかけは?
結デザインさんが本市のバックヤード業務を受託したいと提案に来ていただいたのは2020年3月でした。
当時は私の前任者が担当しており、結デザインさんの提案は非常に筋がよく、今後検討してほしいという形で引継ぎを受けました。
当時の気仙沼市は、2018年度1.9億円、2020年度2.2億円となっており、寄附額の伸び悩みが課題となっておりました。
私は同年7月に気仙沼市に着任し、結デザインさんの提案書を拝見したところ、他のバックヤード事業者さんの一般的な提案書とは一線を画しており、本市ふるさと納税の課題を明確に指摘した上で、本市の特産品の売上向上の方法や画像の魅力度の向上といった解決策の提案まで踏み込んでいただいており、気仙沼市のためにかなり練られた提案書を作られており大変驚きました。
その後すぐ結デザインさんに連絡し、担当の荒木さんとお話しし、寄附額を伸ばしていける確信を得られたことから、結デザインさんにお願いをすることとし、2020年の11月から正式に契約いたしました。
Q2. 委託したことで成果は上がりましたか?
2020年度は、結デザインさんに楽天ふるさと納税、ふるなびなど5つのポータルサイトを委託しました。
このうち、楽天ふるさと納税については、前の委託事業者さんの下では28品しか掲載されておらず、取り組みが後回しになっていたポータルでしたが、結デザインさんに切り替えて1週間ほどで200を超える返礼品が登録されました。
11月というふるさと納税の盛り上がる時期からの契約開始であり、非常に多忙であったと思いますが、大変なご尽力を頂いたと思います。
事業者さんからも『こんなに売れるとは思わなかった』など、好意的な反響を頂きました。
ふるなびやふるさとプレミアム、ふるさと本舗は新たに開設しており、本市側のノウハウもない中でしたが、極めて親身に相談に乗っていただき、問題なく開設することができました。
初年度にも関わらず、結デザインさん委託分だけで1.4億円の寄附を集めることができ、市のふるさと納税寄附額も前年度の2倍超となる4.5億円を集めることができました。
2020年度に寄附拡大の手応えが得られたことから、2021年度は、本腰を入れて取り組むこととし、結デザインさんと年度当初から緻密に戦略を立てることとしました。
本市の状況としては、東日本大震災の被災から10年が経過し、復興から地方創生へとフェーズが移る中で、ふるさと納税の寄附額の増加を人口減少対策、特に子育てや移住定住に充てていきたいという強い思いがあったため、市全体の寄附目標額を思い切って前年度の2倍強の10億円とするとともに、結デザインさんが管理するポータルサイト、特に寄附者の方々からの支持が強い楽天ふるさと納税で前年度の3.5倍となる5億円を集めたいと考えました。
自治体が立てる目標数字としては前年度の3.5倍の目標はかなり高めだと思いますし、実際、荒木さんには苦笑いをされたのですが、すぐに市の本気度を理解していただき、寄附額を伸ばすための体制を最大限整えて頂きました。
返礼品の新規取り扱いから商品デザイン、web広告に至るまで、一緒に取り組んだことを挙げるとキリがないのですが、平日夜遅くから土日、そして、クリスマスから年末年始まで一番やり取りしたのは結デザインさんと言いきれるくらい密にやり取りし、逆に自治体側に突き上げをもらうくらい熱意をもってご対応いただいたことは素直にうれしかったです。
最終的に2021年度は、年末時点で13.2億、うち結デザインさん管理分で8.3億、楽天ふるさと納税で5.3億の寄附を集めることができました。
ビールや家電といった圧倒的なキラーコンテンツがないなか、全国的にもかなり寄附額を大きく伸ばすことができたと思いますし、結デザインさんのご協力なしには達成は不可能だったと確信しております。
2022年度は百貨店系やネットショッピング系の独自顧客さんをお持ちのポータルサイトを除き、全てのポータル管理を結デザインに委託することとしております。
後半に続く⇨